老後資金っていくら必要なのでしょう・・・

色々なところで老後の生活に必要な額は〇〇〇〇万円!!っていう記事見かけますよね。
その金額、1000万から1億まで大きな差があります。
で、実際はいくらやねんってツッコミ入れたくなりませんか?
でも正解はないのです。だって人によって金額は異なるからです。
あと、老後っていう定義もいつからなのっていうこともあります。
今回は一般的に会社員が定年退職する60歳以降を老後と定義して考えることにします。


まずはあたなの60歳時点の状況を整理してみましょう。
出ていく方のお金、生活費(衣食住)に毎月どの位かけていますか?
住宅ローンはどの位残りますか?賃貸住宅だと家賃はどの位支払い続けるでしょうか?
お子さんがいる場合、教育資金はどのくらい必要ですか?
医療費等で一定額支払う必要のあるものはどのくらいありますか?
旅行やリフォーム、車の買い替えなど予定がありますか?
これらの総合計が必要となる費用の総合計です。


では入ってくるお金はどのくらいあるでしょう。
定年退職時の退職金っていくら位貰えるでしょうか?60歳から65歳までの間は無年金
期間ですから働く予定ありますか。その場合いくらくらい貰える予定でしょうか。
(アルバイトでも良いです)
厚生年金を含む年金はいくら位貰える予定でしょうか?
60歳時点の資産(預金等)額はどの位ありますか?
これらの総合計が資産、収入予定額です。


(資産+収入予定額)-総費用=必要な額


上記の必要な額がマイナスになった人は現時点で老後資金が足りなくなる人です。
60歳までの収入が多い時期に対策を講じる必要があります。
収入を増やす、支出を減らすなどが考えられますが、具体的な対策は個々の人によって
異なりますので、ファイナンシャルプランナーなどに相談するのがよいでしょうね。